緯度・経度データを特定の方向へ一定距離移動させるツール
CSV緯度経度マップツール
使い方解説
CSVファイルをアップロードし、地図上に緯度・経度の点や線を表示し、さらに方向(方位角)と距離を指定して点の移動を可視化することができるツールの使い方を詳しく解説します。
1.必要なファイルを準備する
以下の形式でCSVファイルを作成します。
CSVフォーマットの例:

- 列名は lat(緯度)、lon(経度) としてください。
- 数値は10進法で入力してください(度分秒ではなく、小数点表記)。
- 空白行や文字列データが入っていると正常に読み込めないことがあります。
作成したら、.csv
ファイルとして保存してください(エンコーディングはUTF-8推奨)。
2.ウェブページにアクセスしてCSVをアップロード
ページ上部の「ファイル選択」からCSVファイルを選びます。
正常に読み込まれると、地図上に赤い丸印で点が表示され、順に青い線で結ばれます。
地図は自動で表示範囲が調整され、すべての点が見えるようになります。
3.点の移動を適用する
「方向(度)」に、北を0度とした時計回りの角度を入力します(例:東は90度、南は180度、西は270度)。
「距離(km)」に、移動させたい距離を入力します。
「移動を適用」ボタンをクリックすると、元の位置から指定した方向と距離だけ移動した点が計算され、再描画されます。
※毎回、元のCSVデータを基準に移動が計算されます(連続適用で累積しません)。
4.結果のCSVをダウンロード
移動後の点の緯度・経度をCSVとして保存したい場合:
- 「CSVをダウンロード」ボタンをクリックすると、移動後のデータが含まれる
moved_points.csv
ファイルが自動でダウンロードされます。
5. 注意事項と補足
- このツールはインストール不要・無料で利用できます。
- 地図表示にはOpenStreetMapとLeaflet.jsを使用しています。
- 端末の位置情報などは一切取得していません。
- 一部の古いブラウザでは動作しない可能性があります。ChromeまたはEdge最新版推奨です。
よくある質問(FAQ)
Q. CSVが読み込まれないのですが?
A. 列名が正しくlat,lon
になっているか、空欄や文字列が混じっていないか確認してください。
Q. 地図に点や線が表示されません
A. ファイルが読み込まれていない、または緯度経度の形式に誤りがある場合に発生します。
Q. 同じCSVで何度も移動できますか?
A. 毎回”元の位置”から移動する設計のため、連続的な移動は反映されません。